YouTubeとTwitch: どちらを選ぶべきか? 4つのポイントで比較

昨今のライブ配信ブームの中で、YouTubeとTwitchという2大プラットフォームがライブ配信者たちの間で注目を浴びています。しかし、これら2つのプラットフォームには多くの違いが存在します。今回は、「配信方法」「収益化」「投げ銭(スパチャ、ビッツ)」「機材」の観点から、その違いを比較していきます。

目次

配信方法

YouTube

YouTubeはライブ配信機能をYouTube Studio内に備えています。初心者でもわかりやすいインターフェイスになっていて、高品質のライブストリームを簡単に開始できます

Twitch

Twitchはゲーム配信を主体としたプラットフォームで、専用のソフトウェア(OBS Studio、Streamlabsなど)の利用が一般的です。設定はやや複雑ですが、カスタマイズ性が高いツールです。

OBS Studioの使い方、配信のしかたについてはこちらの記事をご覧ください。

収益化条件

YouTube

  • チャンネル登録者数が1,000人以上
  • 直近12か月の動画総再生時間が4,000時間以上。または、直近90日間のショート動画の視聴回数が1,000万回以上

が収益化の条件となっています。YouTubeは、収益化の条件を満たしているかどうかを、YouTube Studioにて確認することができます。

ちなみに、2023年6月13日にYouTubeの収益化条件が変更されると発表されました。日本での適用は未定とのことですが、いずれ適用されると思われます。

参考サイト:https://blog.youtube/news-and-events/more-ways-for-creators-to-earn-on-youtube/

Twitch

収益化には、アフィリエイトとパートナーという2つのランクが存在します。パートナーはアフィリエイトの上位にあたります。

  • 50人のフォロワーを獲得する
  • 8時間配信する
  • 7日配信する
  • 平均視聴者数3人(ホストやRaidを含む同時視聴者数)

がアフィリエイトになるための条件となっていて、

さらに

  • 25時間配信する
  • 12日配信する
  • 平均視聴者数75人(ホストやRaid、埋め込みを除いた同時視聴者数)

の条件をクリアするとパートナーになることができます。これらの条件をクリアすると、収益化の道が開かれ、ビッツやサブスクリプションでの収益も得られるようになります。条件を満たすと通知でもお知らせしてくれます。

Tiwtchを収益化する方法・収益化申請のやりかたはこちらの記事をご覧ください。

投げ銭(スパチャ、ビッツ)

YouTube

スーパーチャット(スパチャ)という機能で、視聴者がリアルタイムでクリエイターに投げ銭をすることができます。メッセージを添えて送ることができ、配信者はその収益の一部を得ることができます。

Twitch

ビッツという仮想の通貨を購入し、それを使って配信者に投げ銭することができます。また、特定のエモートを使用して配信者を応援することも可能です。

必要な機材

YouTube

スマートフォンやPCのカメラだけでも簡単に配信を開始できます。しかし、高品質な配信を目指す場合は、カメラやマイク、ゲーム配信をするならキャプチャーボードの購入も検討しましょう。専用のソフトウェア(OBS Studio、Streamlabsなど)の導入もオススメします。

Twitch

ゲーム配信が多いため、専用のソフトウェア(OBS Studio、Streamlabsなど)に加えて、ゲーム機やPC、そしてキャプチャーボードが必要になる場合が多いです。より高品質な音声や映像を求める場合は、高性能なマイクやカメラ、照明機材などの導入をオススメします。

カメラやマイクやキャプチャーボードなど、ある程度の機材を揃えてしまえば、YouTubeとTwitchのどちらにおいても高品質な配信が可能となるので、なるべく機材は揃えておくことをオススメします。これがないとYouTubeで配信できない、これがないとTwitchで配信できない、といった機材はないので安心してください。カメラやマイクに関しては、最悪仕事でも使えたりするので、優先的に購入するといいですね。

まとめ

YouTubeとTwitch、それぞれに魅力と特色があります。目的やスキル、予算に合わせて、最適なプラットフォームを選びましょう。どちらのプラットフォームも進化を続けており、新しい機能やサービスが登場する可能性もあります。常に最新の情報をチェックし、より良い配信体験を目指してください。

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