【配信者向け】音楽業界人が選ぶおすすめ高音質マイク

もっといい音で配信をしたい配信者の方や、これから配信者になりたいというみなさん、マイク選びに困っていませんか?

実は、マイク選びは配信の視聴者数の増減などにも影響の深い非常に重要なポイントです。

どれだけ面白い配信をしたところで、ガビガビの音声で何を言っているか聞き取りづらかったり、聞いていて疲れる音質だったらすぐブラウザバックしたくなっちゃいますよね。

ここでは、今までなんとなく適当に選んでしまっていたマイクについて、みなさんがお気に入りの一本を選べるよう、
後悔しないマイク選びのお手伝いをいたします。

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余談ですが、筆者は一応音楽業界で働いているので、
そういった観点からも本当におすすめできるものを選びたいと思います。
リモートワークでのオンラインミーティングなどにも使用できます!

目次

マイクの選び方

マイクの種類について

そもそも一口にマイクと言っても、たくさんの種類がありますし、選択肢が多すぎます。
一般的に配信で使われるマイクはこのようなカテゴリーで分類することができます。

昔はヘッドセットマイク等が使用されていることも多くありましたが、2021年現在、配信で使っている人はほとんど見かけません。
手軽さはピカイチなヘッドセットですが、音質の面ではスタンドマイクに完全に軍配が上がるためです。

特にこだわりがない場合、配信に使うならスタンドマイク(ボーカルマイク)を選びましょう。
各メーカーから発売されているゲーミングヘッドセット等は、配信よりゲーム内通話に向いています。

入力方式について

上の図で説明したように、主に配信で使われるスタンドマイクにはダイナミック型とコンデンサー型があります。

ダイナミックマイクとは

一般的にマイクと言われて思い浮かぶのはだいたいこちらだと思います。いわゆるカラオケ屋さんのマイクです。

  • 頑丈で壊れにくい
  • 外部機器からの電源入力(ファンタム電源)が不要
  • 生活音などのノイズを拾いにくい

といった特徴があります。
ただし逆に言えば、ノイズを拾いにくいというのは、細かな音を拾いにくいのと同義に近いので、
声の繊細な部分を拾いづらいということでもあります。

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コンデンサーマイクとは

アーティストのレコーディングなどでも使われる、スタジオ向け高品質マイクです。
ダイナミックマイクよりクリアな音質で録音できます。

集音性が高く、高音質ですが、つまり生活音などのノイズも拾いやすいということでもあります。
また、「湿度に弱く管理が難しい」「ファンタム電源入力が必要」といったこともあり、ダイナミックよりは若干扱いが難しいマイクでもあります。

しかし、それを差し引いても、より高音質で細かなニュアンスまで録音できるメリットが大きいため、多くの配信や音楽レコーディングで使用されています。
より生音に近い感じで録ることができます。

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音質と扱いやすさを天秤にかけて、自分に合ったものを選びましょう。
ただ、コンデンサーマイクだからといってそこまで管理に神経質にならずとも、案外平気です。

接続方式について

ダイナミック、コンデンサーともに、PCと接続する際にはオーディオインターフェースという機器が必要になることがあります。

音質や配信しやすさを考えるとあったほうが良い機器ではあるのですが、
中にはUSBで直接接続できるマイクも存在しており、これを使う場合はインタフェースは不要です。
これは、前述のオーディオインターフェースの役割がマイクに内蔵されているからです。

対して、オーディオインターフェースが必要なタイプはXLR端子キャノン端子)での接続が一般的です。

音質の面では、USBよりXLR接続のほうが良いと考えて差し支えないです。
オーディオインターフェースは安いものでも1万円くらいは見ておいた方が良いので、予算と照らし合わせて選びましょう。

指向性について

マイクについて調べていると、指向性という単語を目にすると思います。
これは、そのマイクが主にどの方向からの音を拾うかという性質を表しています。

  • 全指向性(無指向性):360度すべての方向の音を拾う。多人数での会議や、測定用などで使う。
  • 双指向性:マイク正面と、その真反対の音を同時に拾う。ラジオ収録など、マイクを中心に向かい合って使う。
  • 単一指向性(カーディオイド):マイク正面の音を拾う。楽器やボーカルなどに使う。

よく見かけるのはこの3種類で、当然ながら、全指向性に近づくほど余計な音も拾ってしまいます。
一人の配信で使うなら、単一指向性を選んでおけば間違いないです。

価格帯が上がると、切り替えができるマイクも多くあります。

おすすめのマイク

本当に使ってみたんだろうか…?と疑ってしまうような得体の知れないメーカーの品物をお勧めするサイトも多いですが、
ここでは一定水準以上の製品をまとめます。こだわらなければ音楽にも使用できるランクのものもあります。

ちょっと高いなと思うかもしれませんが、ちゃんと管理すればマイクは数十年単位で使えます
少しの値段差ならしっかりしたものを選ぶことをおすすめします。

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その気になれば「歌ってみた」などもできます!

下で紹介しているマイクの性能について

Tips: 周波数帯域(周波数特性)とは?
マイクが録音できる音の周波数の範囲です。
50Hz-15kHzなら、50~15000Hzの範囲を録ることができます。
「50Hz-15kHz」と「20Hz-20kHz」では、より広い範囲の音の成分を録ることができる後者のほうが、
より 声に含まれる倍音などを録れるため、はっきりクリアな音になります。

Tips:入力感度とは?
マイクの振動板に1Paの音圧をかけたとき、出力される電圧が、いくつかという値です。
0に近い数値のほうが大きな音を得られますが、だから良い音というわけでもありません。
インターフェースやパソコン側で調整するので特に気にしなくても大丈夫です。

SHURE(シュア) SM58

接続端子XLR
入力方式ダイナミック
指向性単一指向性
周波数帯域50Hz-15kHz
入力感度-54.5dBV/Pa

「ゴッパー」と呼ばれ、ライブ現場等で長年親しまれている超ロングセラーの定番マイクです。
それだけ頑丈で音質にも信頼がおけるということでもあります。
ボーカル用に調整された、力強くはっきりとした中音域が特徴です。

このタイプのマイクはカラオケで使われていることからもわかるように、とにかく管理が楽です。
コンデンサーマイクはやはり良いものほどちゃんと湿度管理等をしないといけませんが、58は最悪そのあたりに放っておいてもなんとかなります・・本当はダメですけど・・(笑)

音質にこだわるわけではないが、湿度や衝撃なんて気にせずとにかく気楽に扱いたい。あとコストも抑えたい。という人にお勧め。

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AudioTechnica(オーディオテクニカ)AT2020 USB+

接続端子USB
入力方式コンデンサー
指向性単一指向性
周波数帯域20Hz-20kHz
対応サンプリングレート44.1/48kHz
2020 USB+

USB接続モデル。手軽さを求めつつ、ある程度の音質も求めたい人におすすめ。
オーディオテクニカのAT20xxシリーズはフラットな音が特徴で、変な味付けのないイメージどおりの音を録れます。
つまり、「なんか自分の思ってる声と違うな・・」という違和感が生じにくいマイクです。
また、あとから自分好みの音に調整しやすいということでもあります。

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オーディオインターフェースを持っているなら、XLR接続モデルがおすすめ。
音質、価格はXLRモデルが勝ります。

上位モデル

AT2035

XLR接続なら、少し予算プラスで上位グレードも選択肢に挙がってきます。
加藤純一さんなど、多くの人気配信者もこちらを使用しています。

AT2050

2035よりさらに音質が向上し、指向性の切り替えも可能なモデル。

Blue Yeti

接続端子USB
入力方式コンデンサー
指向性単一指向性、無指向性、双指向性、ステレオ
周波数帯域20Hz-20kHz
対応サンプリングレート48kHz

音質にはある程度拘りたいが、無骨すぎない見た目が良いという方におすすめ。
Blueは現在ロジクール傘下となりましたが、カリフォルニアに本社を構える老舗のマイクメーカーです。

多くのプロミュージシャンに愛用されるマイクを製造するBlueの配信向けモデルがYetiです。

この価格帯には珍しく、指向性の切り替えスイッチが付いています。

SHURE SM7B

接続端子XLR
入力方式ダイナミック
指向性単一指向性
周波数帯域50Hz~20kHz
入力感度-59dB re 1V/Pa

今回紹介している中では一番高価です。shroudTfue、日本ではSHAKAさんなどが使用しています。
音楽では、マイケルジャクソンのスリラーのレコーディングに使用されたマイクです。ナレーション録り現場などでも使用されます。

音色は、ナレーション用と銘打っているだけあり、中音域あたりが非常にはっきりとしており聞き取りやすく、人の声の収録に適しています。

なんとなく勘違いしがちですが、ダイナミックマイクです。
ダイナミックマイクですが、コンデンサーマイクのように上は20kまで広い周波数帯域での録音が可能です。
またその特性上、コンデンサーマイクほど集音範囲は広くないため、周囲のノイズを拾いません。

憧れの配信者と同じモデルがほしい、お金は気にせず最高の一本が欲しいという方に是非。

結局どれがおすすめなの?

マイクは上を見るとキリがありませんが、配信用であれば、上で挙げたものはどれも悪くない性能を持っています。
強いて言うなら、音質にこだわる場合はオーディオインターフェースXLN接続のマイクの組み合わせが良いでしょう。

個人的には、AT2035AT2050あたりがクセもなく、値段も比較的手頃なためおすすめです!

マイクは値段を気にしてケチりすぎると後悔することが多い機材だと思います。
妥協せず、時間をかけてじっくり選びましょう!

stlab

結構オーテク推しな感じを出しちゃいましたが、AT20xxシリーズは本当にフラットなのであとからどうにでもできるし、使いやすいんですよね・・

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この記事を書いた人

ゲーム配信をしたり観たりするのが趣味の20代。
本業は音楽制作会社でディレクターをしています。
その関係でマイクやオーディオインターフェイスには少しこだわりがあります。

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